2016年9月の記事一覧

基礎英語 第18回『it の用法 – ①』 -基礎から効率的に楽しく英語をマスターする勉強法

【第18回授業 : 『it の用法』】

お久しぶりです^^ みなさん、まだ英語学習の熱は冷めていませんか??(゜▽゜)このあたりからだんだん難しくなってきて投げ出してしまう方が多いかもしれませんね^^ しかしっ!一歩一歩着実にこれまでの学習を進めてきていれば、「まったくわからない!(T_T)」にはならないはずです!(^▽^)笑   なので焦らずに無理もせずに自分のペースでがんばってくださいませ~。
さて、今日のテーマは『 it 』です。it と聞くとみなさんは『それ』という意味を思い浮かべますね。もちろん『それ』の意味で正しいです。しかし、そもそも『it』が持つ概念は『前出した単語や文の”代名詞”』であり、『その場にいる人同士が、何を指しているかがわかるもの』ということです。つまり、いつもいつも『それ』という訳し方ではなく、『いちいち(繰り返し)言わなくてもわかるでしょ』というときに、単語や文、フレーズなどを指して『it』を使います。(※もちろん『人間』には『it』ではなく、『he』や『she』、『you』や『they』などを使いますよ!)
上に書いてあるように、『いちいち(繰り返し)言わなくてもわかるでしょ』というのがキーポイントです!これを必ず頭の片隅に常に入れておいてください!
その使い方と同じように、今回紹介する事柄について話すときも基本的には『 it 』を使います。それが『天候・明暗・時間・距離』です。今回はその中でも『天候』と『明暗』について説明していきます。『時間』と『距離』については次回説明します。

【この回での理解目標】

『it』の使い方に慣れましょう^▽^/

【説明】

ではまず、『天候』について説明していきます。というよりもいろいろ例文を書いていきますので見慣れていってください。「なんじゃそりゃぁ!」と言うかもしれませんが、とりあえず見慣れていってください。

--天候--

今日、大阪の天気はどうですか?
How is the weather in Osaka today?  weather・・・(名詞)天気

今日は大阪は晴れです。
It is sunny in Osaka today.  sunny・・・(形容詞)晴れた、晴れの

今日は曇りです。
It is cloudy today.  cloudy・・・(形容詞)曇った、曇りの

明日は晴れるでしょう。
It will be sunny tomorrow.

今日は雨降りで少し寒いです。
It is rainy and a little cold today.  rainy・・・(形容詞)雨降りの

昨日は大阪では雨が降った。
It rained yesterday in Osaka.  rain・・・(動詞)雨が降る

もし明日雨が降ったら、私たちは出掛けません。
If it rains tomorrow, we will not go out.

今雨が降っています。
It is raining now.

明日晴れるかどうか知っていますか?
Do you know if it will be sunny tomorrow?

今東京は雨ですか?
Is it raining in Tokyo now?

まだ大阪では雨が降っています。
It is still raining in Osaka.

明日雪が降るといいな。
I hope (that) it will snow tomorrow.  snow・・・(動詞)雪が降る

今日はとても暑いわ。
It is so hot today.

--明暗--

外はまだ明るいです。
It is still light outside.  light・・・(形容詞)明るい outside・・・(副詞)外で[に]

外は暗くなってきています。
It is getting dark outside.  dark・・・(形容詞)暗い get dark・・・暗くなる

この部屋は少し暗いです。
It is a little dark in this room.

暗くなる前に家に帰ってきなさいよ。
You have to come back home before it gets dark.

説明不足ですいません!!(>_<;) しかし、それぞれの例文を見ていただくとわかる通り、『明確な主語』を言わなくても何について話しているかわかりますよね? 最初に書いた通り、『いちいち(繰り返し)言わなくてもわかるでしょ』がすべてです。 つまり、『it』は、前出した単語や文を繰り返し言うのを避けるために使われます。そして場合によっては訳す必要がない場合もあります。すなわち上に並べた例文がそれにあたります。それぞれの文が『これは天気のことについて話している』、『これは外の明るさについて話している』、『これは明日の天気について話している』などのように、会話している者同士が何について話しているかがお互い明確です。なので主語は『it』となっています。
(^-^;)いやぁ~、なんかややこしいですねぇ。こちらまで頭がこんがらがってきました。しかし、いずれわかるときが来ます!まずは下の問題にチャレンジしてみてください。そして自然にこれらを身につけるためにも日々の天気や明暗について自分なりに口に出して英語で言ってみるようにしましょう。そして慣れてください!
 
 次回(10月20日)は、第18回授業: 『itの用法-②』です。

【問題】

下記の英文を日本文に、日本文を英文に訳してみましょう。
これまでに習った範囲も含んでいますので、よく復習していないと難しいかもですよ^^/ しかし、諦めずにチャレンジしてみてください!^▽^/

① It is cloudy in Osaka today.

②I hope that it will be sunny tomorrow.

③ Is it still dark outside?

④ Is it raining now?

⑤ It is so dark in that room.

⑥ It is so hot outside, so I won’t go out.

⑦ Do you know whether it will rain tomorrow?

⑧ When it is a rainy day, you can use this raincoat.

⑨ 外はもう寒いです。

⑩ 外は暗くなってきています。

⑪ 明日は雨が降るのかしら。

⑫ 今日はとても暑い。

⑬ 今大阪では雨が降っています。

⑭ 東京の天気はどうですか?

⑮ 東京は曇りで少し寒いです。

⑯ 明日晴れるといいな。

⑰ もし明日雨が降ったら、この傘を使ってもいいですよ。

答えは下記の通りです。
※ドラッグして確認できます。

今日大阪は曇りです。
明日晴れるといいな。
外はまだ暗いですか?
今雨降っているの?
あの部屋はとても暗いです。
外はとても暑いから出掛けません。
明日雨が降るかどうか知ってる?
雨降りの日には、このレインコートを使ってもいいですよ。
It is already cold outside.
It is getting dark outside.
I am wondering if it will rain tomorrow.
It is so hot today.
It is raining in Osaka now.
How is the weather in Tokyo?
It is cloudy and a little cold in Tokyo.
I hope (that) it will be sunny tomorrow.
If it rains tomorrow, you can(may) use this umbrella.

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基礎英語 第17回『There is[are]~ 構文』 -基礎から効率的に楽しく英語をマスターする勉強法

【第17回授業 : 『There is[are] ~ 構文』】

こんにちは~(^▽^)/ さて、本日はですねぇ、ちょっとややこしい内容を教えたいと思います。
その名も『There is[are] ~』です。なんだこれは??と思うかもしれません。
この構文は、『(場所)・・・に~がある[いる]』を表す言い方です。つまり『人や物などの存在』を表す言い方です。いまいちピンと来ないですよねぇ~。。。ちょっとややこしく、そして説明もしづらい内容です(^_^;)。今日は言葉数がかなり多くなりそうです。。。読むのも大変ですよね。

【この回での理解目標】

『どこどこに何々[誰々]がある[いる]。』の言い方を覚えましょう。また、どんなときにこの構文が使われるのかを理解しましょう!

【説明】

想像してみてください。
「あなたは友達とカフェに行きました。そこでいろいろ喋ったあと、あなたはそろそろ新しい話題に変えようと思いました。『あっ!そうだ!この前行ったレストランの話しよー!』と思い、相手に話を切り出す瞬間です。」
そのような場面であなたが相手に話を切り出すとき、下記のどちらの文が切り出し文として自然でしょうか??
レストランがうちの近くにあるんですよぉ。そこでねぇ、この前・・・
うちの近くにレストランがあるんですよぉ。そこでねぇ、この前・・・

ちょっとわかりにくい例文かもしれませんが、このシチュエーションをみなさんなりに想像して考えてみてください。おそらく②番が切り出し文としては自然な流れの文かと思います。

では次のシチュエーションではどうでしょうか?
「友達に『昨日見た事故の話をしよー!』と思い、相手に話を切り出す瞬間です。
そのような場面であなたが相手に話を切り出すとき、下記のどちらの文が切り出し文として自然でしょうか??
昨日、事故があの角であったのよー。すごかったよー。
昨日、あの角で事故があったのよー。すごかったよー。

こちらのほうがまだわかりやすかったかな? このシチュエーションではおそらく②番が切り出し文としては自然な流れの文かと思います。

何が言いたいかと言いますと、日本語でも同様、話し相手に対して、新しい情報(未知の情報)として『人や動物、物や事柄の『存在』を表す文を言いたいときには、その文の出だしにその存在するものが来るのではなく、文の途中に来る』ということです。これは日本語でも英語でも同じです。上の2つの例文でいうと、いきなり文の出だしに『レストランが・・・』『事故が・・・』は見ての通り、唐突過ぎます。相手に『人や動物、物や事柄の存在(どこどこに何々がある[あった]/どこどこに誰々がいる[いた]のような文章)を言いたいとき』でなおかつ、『話の流れ上、相手にとって新しい情報(未知の情報)』のときには、必ず文の出だしにはまず『場所を表す語句』が来ます。そしてそのあとで『~がある[いる]』と続くのが自然です。
これらの文で相手に伝えたいことは、新しい情報『~がある[いる](存在する)』ということです。 相手にとってこの新しい情報(未知の情報)が文の頭に来るのは英語でも日本語でも情報伝達の流れ的におかしく、唐突に感じます。
そこで!! その唐突さを解消するために「少し間を取る」という意味で『 There is[are] ~ 』を文頭に置きます。

日本語: うちの近くにレストランがあるんです。
英語:  There is a restaurant near my house.
間違い英語: A restaurant is near my house.

日本語: 昨日、あの角で事故があったんです。
英語:  Yesterday, there was an accident at that corner.
間違い英語: An accident was at that corner.

本来は、主語(S)の位置に「レストラン」や「事故」が来ますが、唐突さを避けるため、代わりに『 There 』を本来の主語の位置に置きます。そして本当の主語である「レストラン」や「事故」は『 There is[are] 』の後ろに置きます。こうすることで、唐突さを避けられ、文の出だしに間を取ることができます。
また、2つ目の例文のように過去時制の場合は、『 There was[were] ~ 』となります。ちなみに未来時制の場合は、『 There will be ~ 』となります。

さっそく下の例文を読みながら感覚を身につけていきましょう!(^0^)/

【例文】

下記の例文を見ていくと、人や動物、物や事柄の存在を相手に伝える時は、日本語でも先に『場所』を伝えてからその後に人や動物などの存在を言っていることがわかりますよ(゜▽゜)!

机の上にリンゴが一個あります。
There is an apple on the table.

このクラブには50名の会員がいます。
There are 50 members in this club.

その店の近くにたくさんの自転車がありました。
There were many bicycles near the shop.

私への[私宛の]手紙はありますか?
Are there any letters for me?

その図書館には約5万冊の本が置いております。
There are about 50,000 books in the library.

1週間前あの角で事故があったんですよ。
There was an accident at that corner a week ago.

その引き出しの中に1枚手紙が入っているかもしれません。
There may be a letter in the drawer.

世界には美しい町がたくさんあります。
There are many beautiful cities in the world.

世界にはおよそ70億の人がいます。
There are about 7 billion people in the world.

日本にサッカーファンがたくさんいることを私は知りませんでした。
I didn’t know that there are a lot of soccer fans in Japan.

次回(9月29日)は、第18回授業: 『itの用法』です。
1ヶ月近く間が空きますので復習は欠かさずしておいてくださいね~(^▽^)/♪

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