基礎英語 第18回『it の用法 – ①』 -基礎から効率的に楽しく英語をマスターする勉強法
【第18回授業 : 『it の用法』】
お久しぶりです^^ みなさん、まだ英語学習の熱は冷めていませんか??(゜▽゜)このあたりからだんだん難しくなってきて投げ出してしまう方が多いかもしれませんね^^ しかしっ!一歩一歩着実にこれまでの学習を進めてきていれば、「まったくわからない!(T_T)」にはならないはずです!(^▽^)笑 なので焦らずに無理もせずに自分のペースでがんばってくださいませ~。
さて、今日のテーマは『 it 』です。it と聞くとみなさんは『それ』という意味を思い浮かべますね。もちろん『それ』の意味で正しいです。しかし、そもそも『it』が持つ概念は『前出した単語や文の”代名詞”』であり、『その場にいる人同士が、何を指しているかがわかるもの』ということです。つまり、いつもいつも『それ』という訳し方ではなく、『いちいち(繰り返し)言わなくてもわかるでしょ』というときに、単語や文、フレーズなどを指して『it』を使います。(※もちろん『人間』には『it』ではなく、『he』や『she』、『you』や『they』などを使いますよ!)
上に書いてあるように、『いちいち(繰り返し)言わなくてもわかるでしょ』というのがキーポイントです!これを必ず頭の片隅に常に入れておいてください!
その使い方と同じように、今回紹介する事柄について話すときも基本的には『 it 』を使います。それが『天候・明暗・時間・距離』です。今回はその中でも『天候』と『明暗』について説明していきます。『時間』と『距離』については次回説明します。
【この回での理解目標】
『it』の使い方に慣れましょう^▽^/
【説明】
ではまず、『天候』について説明していきます。というよりもいろいろ例文を書いていきますので見慣れていってください。「なんじゃそりゃぁ!」と言うかもしれませんが、とりあえず見慣れていってください。
--天候--
今日、大阪の天気はどうですか?
How is the weather in Osaka today? weather・・・(名詞)天気
今日は大阪は晴れです。
It is sunny in Osaka today. sunny・・・(形容詞)晴れた、晴れの
今日は曇りです。
It is cloudy today. cloudy・・・(形容詞)曇った、曇りの
明日は晴れるでしょう。
It will be sunny tomorrow.
今日は雨降りで少し寒いです。
It is rainy and a little cold today. rainy・・・(形容詞)雨降りの
昨日は大阪では雨が降った。
It rained yesterday in Osaka. rain・・・(動詞)雨が降る
もし明日雨が降ったら、私たちは出掛けません。
If it rains tomorrow, we will not go out.
今雨が降っています。
It is raining now.
明日晴れるかどうか知っていますか?
Do you know if it will be sunny tomorrow?
今東京は雨ですか?
Is it raining in Tokyo now?
まだ大阪では雨が降っています。
It is still raining in Osaka.
明日雪が降るといいな。
I hope (that) it will snow tomorrow. snow・・・(動詞)雪が降る
今日はとても暑いわ。
It is so hot today.
--明暗--
外はまだ明るいです。
It is still light outside. light・・・(形容詞)明るい outside・・・(副詞)外で[に]
外は暗くなってきています。
It is getting dark outside. dark・・・(形容詞)暗い get dark・・・暗くなる
この部屋は少し暗いです。
It is a little dark in this room.
暗くなる前に家に帰ってきなさいよ。
You have to come back home before it gets dark.
説明不足ですいません!!(>_<;) しかし、それぞれの例文を見ていただくとわかる通り、『明確な主語』を言わなくても何について話しているかわかりますよね? 最初に書いた通り、『いちいち(繰り返し)言わなくてもわかるでしょ』がすべてです。 つまり、『it』は、前出した単語や文を繰り返し言うのを避けるために使われます。そして場合によっては訳す必要がない場合もあります。すなわち上に並べた例文がそれにあたります。それぞれの文が『これは天気のことについて話している』、『これは外の明るさについて話している』、『これは明日の天気について話している』などのように、会話している者同士が何について話しているかがお互い明確です。なので主語は『it』となっています。
(^-^;)いやぁ~、なんかややこしいですねぇ。こちらまで頭がこんがらがってきました。しかし、いずれわかるときが来ます!まずは下の問題にチャレンジしてみてください。そして自然にこれらを身につけるためにも日々の天気や明暗について自分なりに口に出して英語で言ってみるようにしましょう。そして慣れてください!
次回(10月20日)は、第18回授業: 『itの用法-②』です。
【問題】
下記の英文を日本文に、日本文を英文に訳してみましょう。
これまでに習った範囲も含んでいますので、よく復習していないと難しいかもですよ^^/ しかし、諦めずにチャレンジしてみてください!^▽^/
① It is cloudy in Osaka today.
②I hope that it will be sunny tomorrow.
③ Is it still dark outside?
④ Is it raining now?
⑤ It is so dark in that room.
⑥ It is so hot outside, so I won’t go out.
⑦ Do you know whether it will rain tomorrow?
⑧ When it is a rainy day, you can use this raincoat.
⑨ 外はもう寒いです。
⑩ 外は暗くなってきています。
⑪ 明日は雨が降るのかしら。
⑫ 今日はとても暑い。
⑬ 今大阪では雨が降っています。
⑭ 東京の天気はどうですか?
⑮ 東京は曇りで少し寒いです。
⑯ 明日晴れるといいな。
⑰ もし明日雨が降ったら、この傘を使ってもいいですよ。
答えは下記の通りです。
※ドラッグして確認できます。
①今日大阪は曇りです。
②明日晴れるといいな。
③外はまだ暗いですか?
④今雨降っているの?
⑤あの部屋はとても暗いです。
⑥外はとても暑いから出掛けません。
⑦明日雨が降るかどうか知ってる?
⑧雨降りの日には、このレインコートを使ってもいいですよ。
⑨It is already cold outside.
⑩It is getting dark outside.
⑪I am wondering if it will rain tomorrow.
⑫It is so hot today.
⑬It is raining in Osaka now.
⑭How is the weather in Tokyo?
⑮It is cloudy and a little cold in Tokyo.
⑯I hope (that) it will be sunny tomorrow.
⑰If it rains tomorrow, you can(may) use this umbrella.