おとな向け英語教室
Cherry tomato の教え方
文法学習は基本
まずは基本となる文法を身につける必要があります。英語は文法にとても忠実な言語です。たとえばご存知のフレーズで「I love you. (私は君を愛している)」があります。これを「Love I you.」や「You love I.」と言うアメリカ人はまずいません。それは通じなかったり意味が変わってしまったりするからです。逆に日本語では「君を愛している、私は。」と言ったり「愛している、私は君を。」と言っても普通に通じます。なぜなら日本語には「〜は」や「〜を」などの『助詞』があるからです。助詞があるおかげで「動作主」と「動作を受ける相手側」を区別することができ語順を入れ替えられます。しかし英語には「助詞」が存在しません。したがって「動作主」と「動作を受ける相手側」を区別するために語順が決められているのです。この「語順」こそが『文法』です。これを知らない限り英文は絶対に作れません。弊社では文法をおよそ35個の項目に分けて効率良く教えていきます。どの項目も3分あれば口頭で十分説明できるものばかりです。 英文法の中に「関係代名詞」や「仮定法」といった難しい文法もあり、どの参考書を読んでもいまいち理解しにくいですが、弊社では簡潔に説明しており、生徒様からも「そういうことかー!めっちゃ単純ですね!」と理解していただいております。まずは弊社で、英文法がいかにシンプルかを実感してみてください。
ボキャブラリーをとにかく増やす
弊社に来られている大人の学習者からよく耳にすることは、「今までに独学したり英会話教室に通ったりしてきたが、やはり自分の言いたいことや気持ち、考えを英語で自由に話せるようにならない」ということでした。文法はある程度理解している、単語や熟語も学生時代からずっと覚えてきたはずなのにどうして自由に話せないのか不思議に思いませんか? その答えは簡単で2つあります。1つは『丸暗記で覚えても使い方を理解していない』ということ。 これは日本人特有のあるあるですね。テスト前の単語丸暗記はテストでは良い点数をとれても、実際にそれをどう使えばいいのかがほとんどの人が全くわかっていません。それは『暗記と穴埋め』だけをしているからです。ですので弊社では穴埋め問題や選択問題ではなく、文章作成問題のみを各生徒様に宿題として渡しております。 『考えて作る』に特化しております。こうすることで使い方をしっかり理解することができます。そして2つ目は『やはりまだまだボキャブラリーが足りない』ということです。
いきなりですがここで問題を出します。あなたはこの12個のフレーズや文章を英語で言えますか?
- 鳥肌が立った
- 飽きっぽい
- 抑止力
- 芸能界から引退
- 吹き替えの映画
- やったー!
- 読書の秋
- もう少しでこぼすところだった
- 久しぶりに彼に会った
- こちらでお召し上がりですか? それともお持ち帰りですか?
- 面倒くさい
- まっすぐ行ってつき当たりを右に曲がってください
このうちの3分の1を英語で言えればボキャブラリー力があると思います。しかしほとんど言えないという人はやはりまだまだボキャブラリーが足りないと思います。そしていざ「彼のパフォーマンス凄すぎて鳥肌が立ったよ」や「核兵器は戦争の抑止力になると思いますか?」のような文章作成や会話になったときに言葉が出てこず、文章が作れない、話せないとなるはずです。ですので最終的にはボキャブラリーをどれだけ増やせられるか、そしてそれらの使い方をしっかりと理解しているかにかかってきます。弊社では、特に上級者向けに弊社独自で作っている「ボキャブラリー集」を宿題に出しております。日々作成しており現時点で3,200以上のボキャブラリーをまとめております。早い人で毎週60個ずつボキャブラリーを増やしている方もおられます。
表現力を養う
ボキャブラリーを増やすことで話せる幅が格段に広がります。また、仮に知らない言葉が出てきても別の単語を使って「とっさに言い換える」力が身につきます。これが『表現力』です。ボキャブラリーをたくさん覚えてもとっさに出てこないときもありますよね。私もあります。そんなときに別の言い回しで言い換えることができれば問題ありません。これも経験と特訓が必要ですが、ボキャブラリーの数を増やすことで表現力は自然と身につきます。また、イラストや写真を見て瞬時に英語で説明する特訓もしています。
瞬間英作で瞬発力を鍛える
会話は瞬発力が大切です。発音や文法のちょっとしたミスは気にせず、どんな会話内容でも自分の意見や考えを言えるように、瞬間英作で英会話力を鍛えます。
発音とリスニングの特訓
発音に関しては、ほとんどの場合、文章が文法的に正しく作られていれば日本人の発音であっても問題なく海外の方にも理解してもらえます。あとは度胸と自信を持つことです。私も約30カ国の外国人と英語で話してきましたが、みなさん国によっていろんな発音やアクセントがあることに気づきました。私たち日本人もそのひとつに過ぎません。ただ、細かい発音を勉強したい方には「発音記号」を使って発音特訓をしたいと思います。特に「8種類のアの発音」「thの発音」「RとLの違い」など日本人にとって難しいものを理解してもらいます。リスニングに関しては、ひたすら特訓しかないと思っています。ですので英検やTOEICなどの教材を使いながら「慣れるまで聴く」を繰り返していきます。また、シャドーイング(リスニング教材を聴きながら自分自身もマネをして同じことを話す訓練)も取り入れています。